蓼科・冷泉、2つの旅館

コロナ第7波の前あまりにも暑かったので、

標高の高い蓼科に行きました。

 

性格の異なる2つの旅館に泊まりました。

でも、共通するのはどちらも

20℃前後の冷泉であること。

 

爺以上にてーげーな温泉法では

しゃっこくても、温泉成分が含まれれば、温泉。

 

で、横谷温泉旅館。

旅館というよりホテルに近いかも。

団体客にも対応できるほどの客室数。

鉄分と二酸化炭素を含んだ冷鉱泉をガンガン沸かしてくれています。

掲示によると、加温、循環、塩素殺菌、となりますが、時々、塩素臭

(塩素そのもには臭いはないそうですが、よくあるあのプールの臭い)

に、気づくこともありますが、鉄の匂いと、炭酸のしゅわ、しゅわに

囲まれていると、あまり気にならないのがすごいです。

 

宿から徒歩数分の乙女の滝。

 

 

足をのばして、御射鹿池。

 

人口のため池なのですが、その成り立ちと

たたずまいが素晴らしい。

 

 

サルオガセ。(木に絡んでる、とろろ昆布みたいなもの)

北海道、道東などでよく見ました。

 

 

翌日の宿、明治温泉旅館に向かいます。

「おッお、明治〜、♬、」と歌ったら、割引してくれへんの〜?

は冗談。

 

 

「あたたまりの湯(循環・濾過)適温」

+「源泉加温(かなりぬるめ)」

+「源泉そのまま(冷たい)打たせ湯」

の三段階の湯使いです。

鉱泉を大切に使う、もう一つの方法・・。

 

 

夕食も山宿の範囲を超えたもの。

海外からの(と思われる)

スタッフの方もいらして、

日本の温泉文化を

担ってくださってるかと思うとありがたい。

宿の真ん前、

おしどり隠しの滝。

 

 

さて、冷鉱泉というハンデを乗り越える2つの方法。

「あたたまり湯」+「源泉」が当たり前と思っていたが、

「ガンガン沸かし!」もあるのかと。

 

ただ、昨今の燃料高騰、円安・・。いかばかりか・・。