ルピナスの森林公園

少し前、気象予報士のYdさんが森林公園の

ルピナスを中継してたので、行ってみた。

ルピナスには思い出があります。)

 

自転車(ママチャリ)をえっちら、おっちら(死語)こいで、

森林公園南口着。 入園料が要る!

 

もう半世紀も経ってんだから、いい加減、

無料にならないのかな〜

 

 

ここまでは自転車も押して歩けと・・。

反対に、ここからはサイクリングロードだから人は入るな!と・・。

(そこまで歩車分離を厳格に求めるなら、

 入間川のサイクリング「ロード」が途方に暮れて泣くぞ、

 「なんでもないような事 が・・。」って!)

すみません、おじいギャグです。(沖縄仕込み・・。)

 

 

 

サイクリング「ロード」。(トンネル付き)

 

 

上下分離の2車線です。(なんて素晴らしいんだい!!)

 

 

沼。なんとか沼。一時、鳥の糞ですごかった沼。

 

 

渓流広場だそうです。

上流部 沼の水を使用してます

下流部 滅菌処理しています

水遊び利用範囲 下流部のみ

んじゃ、そりゃ!!

 

ああ・・

 

あああ・。

 

 

爺、少し、覚えている言葉があります。

「川とは、蛇行し、瀬があり、淵があり・・。」

 

キチンと覚えておくべきでしたが、

誰の言葉か・・。思い出せません・・。

年はとりたくありません。

 

この管理のため費用がかかるのか、

管理したことにして費用を取るのか・・。

 

 

さて、管理されたルピナスです。

(以下、爺の思い出・・。)

 

北海道大雪山の麓、帯広の北、

十勝三股というところがありました。

 

かつては

駅もありました。

小さな、小さな、街もありました。

林業の街でした。

 

人が去った後、残されたのはルピナスの花ばかり・・。

ルピナスは勝手に咲いてました。

(それと、一軒の喫茶店・・。)

 

ルピナスは人が持ち込んだ故、

人工的といえば人工的、しかし、

「人という外来生物が去った後に残された景色がこれ・・。」

とも、思えた・・。そんな景色をあの時、見ていた・・。

(旅の交差点で、少しだけ、すれ違った人と・・。)

 

 

行きには気づかなかったけど、(爺、チャリだもんで。)

やっぱり、駐車料金とるんやね!

”公園”ってなんだろう?

 

駐車料金+入園料なら、そこそこかかるよ。

あ、チャリ借りる人はそれも・。

ほんとなら、「森林公園のルピナスきれいだった!」の、つもりだった・・。

 

森林公園・・。おーしまい♡。

 

 

蛇足・・。(ロードついでに)

 

しばらく前、「ドライブ・マイ・カー」という映画が

アカデミー賞をとって話題になった。

プロモーションの映像で、「ロードムービー」かな?

と思い食指が動いた。

 

かつて「ノルウェイの森」という作品を読んだが、

「?」だった。

でも、村上さんは毎年ノーベル文学賞候補だし、

「ここはひとつ乗り越えねば!」と思った。

 

でも、当時まだコロナ禍、映画館は気が引けた。

本屋さんで、原作を求めると、

原作名は「女のいない男たち」!

 

「おお、爺のことぢゃ!」(爺25%♡)

コレは読まねば!

 

違った・・。

 

勝ち組男女の、あれこれか・・。

 

村上作品は海外でも評価は高いと聞く、

どこの都市でも共通するテーマとも・。

しかし、一部の階層のそれな・・。

 

現実は

「女のいない男たち(ただし妻はいる)」

なんだろうな〜、と思うし、思いたい。

 

婚姻制度って、人類の大発明だと思うんよ、爺は。

(もし、それがこの作品群の逆説的な隠れテーマなら、

 なるほど、と腑に落ちるのだが、

 そのサゼッションは感じられない。)

 

国立社会保障・人口問題研究所によると、

2020年の生涯未婚率は

男性25.7%、女性16.4%だそう。

爺の肌感覚に近い。

それに対し、村上作品は

当然のように、男女が深い仲になっている。

(しかも、その経緯はバッサリ省かれている)

 

自治体が「出会い」の段階から支援

する婚活などがあるように、出会いと、

そこから、いかに距離を縮めるかで、

皆、苦労しているのに・・。

ルピナスの花ばかりぼーっと見ていると、爺になる。)

 

ストレイシープ

夏目漱石が「三四郎」で提示した言葉。

今もその解釈をめぐり、議論がある。

 

また、「ブルーにこんがらがって」を

はじめとするBOB DYLANさんの作品群。

 

「ドライブ・マイ・カー」のなかで

傍点で記された部分、たぶん、爺は

三四郎」や「ブルーにこんがらがって」と

いう、「ワクチン」を受けている・・。

(受けすぎて、副反応で寝込んだ・・。)

 

と、行ったら、言い過ぎか、

 

あ、それで、BOBさんが、先に・・。

失礼、爺の妄想でした。

 

村上作品、難解です。